Q&A(病状別の治療)
リウマチ
リウマチは、発熱性の経過を現し発症を自覚し易い急性関節リウマチと、急性より移行したもの又は徐々に発症して来た慢性関節リウマチとが知られています。
慢性関節リウマチは、熱が無く、関節に自発痛または圧迫があり、あるいは関節の可動により痛みを発します。関節の安静時にはあまり痛まない事もあります。寒冷や雨天、気候の変わり目には、自発的に疼痛が増し関節は腫脹し、湾曲や強直を起こし、早朝覚醒時に著しく感じる事があります。また強く動かすと思わず声が出てしまう事もあります。
肝虚証、肝実証、腎虚証、脾虚証、等のそれぞれに応じた症状が見られますが、肝経、腎経によるものが多く、脾経によるものがこれに次ぎます。